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月刊あんどりゅーくん(1月号)リリース情報でご紹介したBOOTHはマルチサイトクラスタの管理を行うものですが クラウド環境におけるHAを実現するために「Pacemaker Cloud」というプロジェクトも存在します。 こちらはled by Red Hat, というかコロちゃんの育ての親であるところの
スティーブンさんとその仲間たちが開発しています。
ソースコードのダウンロードはこちら。
最新版はv0.5ということで、BOOTHと同じくまだまだ動作は不安定です。
Pacemaker Cloudのキーワードはこんな感じ。
Assembly
Deployable
Deployable Policy Engine(DPE)
Cloud Policy Engine(CPE)
Matahari
さて、目新しい用語がいろいろでてきましたが、Pacemaker Cloudの動作概要はこんな感じ。
そして、PacemakerとPacemaker Cloudはどう違うのか。
- 他ノードを新規に起動することによってサービスを継続 Pacemakerのアクティブ/スタンバイ構成では、スタンバイノードも起動した状態、
いわゆるホットスタンバイなのですが、クラウド環境では、コールドスタンバイとなります。 サービスのフェイルオーバというより、ノードの起動を含めてイチからやり直し、といった感じです。
まずは自ノードでの再起動を試みて、設定回数以上失敗した後、他ノードを起動することも可能です。 - エスカレーション機能の実装 アプリケーションの故障、Assemblyの故障、DPEの故障をエスカレーションすることができます。
アプリケーション故障の根本原因が実は物理ノードにあった場合
アプリケーションを何回再起動してもやっぱ無理、ということで
Assemblyの再起動に挑戦、でもやっぱ無理、
じゃ、DPEも再起動してみた、でもやっぱ無理
ということで、別の物理ノードでDPE再起動
という流れが自動的に行われるわけですな。
てか、物理ノードが壊れたらまず真っ先にDPEが検知するかもしれんけどな。
そして!最大の特徴は!
Pacemaker Cloudという名前であるにもかかわらず
仮想マシンでも物理マシンでもPacemakerは動いていない!
Pacemakerのライブラリ(pengine)は呼んでますけどね。
Pacemaker的な役割(ノード監視、リソース監視)はMahahariが担っています。
で、このMatahariも最新版がv0.6っていう開発途中段階なので
なんかもう人柱臭しかしない。
Matahariのソースコードはこちら。
あ、そうそう、あんどりゅーくんもMatahariの開発メンバーです。
実際にクラウド環境を構築する場合は、PacemakerとMatahariに加えて
OpenStack, Aeolus, oVirtといったクラウドプロジェクトのパッケージ群と連携します。
BOOTHもPacemaker CloudもMatahariもロードマップに日付が入っていないので
安定版がいつ頃でてくるのかそのへん興味しんしんですね。
ちなみに、Fedora16で、Pacemaker Cloud + Matahariのインストールは
yum installでさくっと成功したので、環境構築はそんなに難しくない。
繰り返します!
ひ と ば し ら だ い ぼ し ゅ う で す よ ! では、今月はこれにてどろん!εεεεεヾ(*´ー`)ノ
よいお年を〜
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